植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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印刷工場の空きスペースを活用した植物工場

 北海道帯広市にて印刷業を展開する大同出版紙業は、帯広市の北部にある音更町(おとふけちょう)のIC工業団地内の音更工場にて、印刷工場内の空きスペースを活用して完全人工光型植物工場を稼働させている。

同社の音更工場は印刷工場として2003年に稼働を開始。その後、製版がコンピューターで行われるようになり、空き部屋となった製版室を植物工場に活用した。生産する野菜はリーフレタスの他、ルッコラ、サンチュ、水菜など10種程度の野菜を栽培し、十勝管内の飲食店やホテル、スーパーなどに販売している。
現在は幅1.5メートル、奥行き7メートルの設備を2台稼働させ(4段の生育棚と1段の育苗棚の5段の多段式)、毎月約3000株を生産しており、月の売り上げ目標を70万円前後と設定している、という。
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