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植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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オリックス、ホウレン草の生産を目的とした太陽光利用型植物工場を長野に建設

 農業特区として兵庫県養父市にて完全人工光型植物工場オリックス関連企業が稼働させているが、今回は現地の水耕農家と連携しながら、長野県にホウレンソウなどの生産を目的とした太陽光利用型植物工場を建設する。

リース大手のオリックス(東京)は、諏訪郡富士見町に農園を開設し、ホウレンソウなどの水耕栽培に乗り出す。富士見町や同郡原村でホウレンソウやミニトマ トなどを水耕栽培する本多園芸(原村)と、今年4月に合弁会社オリックス八ケ岳農園」(富士見町)を設立。同町立沢でビニールハウスの建設を進めており、秋ごろをめどに生産を始める計画だ。

 オリックス八ケ岳農園は、オリックスが過半を出資して設立。現在進めている1期工事では、約6700平方メートルのハウスを建設し、8月か9月ごろに完成の見込みだ。ハウス内には水耕栽培の設備を入れ、ホウレンソウ、ルッコラなどを栽培。近隣で2期工事にも近く着手し、生産規模をさらに拡大させる予定だ。

 オリックス八ケ岳農園には、本多園芸から栽培技術者が出向するほか、新たに従業員を雇用する。本多園芸が現在生産している野菜も含め、オリックスグループの営業網を生かして全国のデパートやスーパー、飲食店などに売り込んでいく。

 オリックスは、食品加工のカゴメ名古屋市)と合弁会社を設立して和歌山市でトマトを栽培兵庫県養父(やぶ)市の旧小学校体育館にリーフレタスなどを 栽培する植物工場を設けるなど、農業にも参入している。水耕栽培は設備などに多額の費用がかかる一方、年間を通じて安定生産が見込める利点がある。本多園芸の生産ノウハウと、オリックスの販売力を合わせることで事業拡大が見込め、両社にメリットがあると判断した。

 本多園芸の本多正社長は「オリックスとの連携で、生産規模や販路を拡大していきたい」と話し、オリックスの広報担当者は「生産計画などの詳細が固まった段階で正式に発表したい」としている。

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