果菜類の生産が中心となる太陽光利用型植物工場の分野では先進国であるオランダについて、2015年の農産品の輸出額 が824億ユーロとなり、昨年の最高額を更新し、昨年(2014年)より7億ユーロ増加した。オランダの輸出額全体に占める農産品の割合は他の先進国と比 較すると高い。2015年では4,380億ユーロのうち、うち農産品の輸出割合は18.8%を占める。
本データは、ワーヘニンゲン大学リサーチセンターの統計研究部門が推計したもので、正式な数値は今年の夏に発表される予定である。
2014年の統計データによると、オランダの農産品輸出の最大相手国はドイツで、全体の25%(約200億ユーロ以上)を占めている。次いで、ベルギー(103億ユーロ)、イギリス(83億ユーロ)、フランス(69億ユーロ)、イタリア(33億ユーロ)と続く。