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植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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植物工場にて小規模でも黒字化は可能?ニッチ戦略や地産地消にて実現可能性あり

完全人工光型植物工場では黒字化の割合が1割とか、2~3割とかいわれており、非常に厳しいビジネスである中で、競合が多い一般的なリーフレタス商品を避け、ミニ野菜などの高付加価値化・ブランド化に成功した企業は、非常に小さな施設面積でも黒字化を数年で実現しているようだ。

成功ケースとして、1つは市場規模の小さいニッチ戦略を狙う場合、あるいは一般的なリーフレタスでも条件の良い場所を確保し、消費地(スーパーやレストラン、住宅地など)と併設した形で流通コストをゼロにした形で事業を行う究極の地産地消モデル、の2つが考えられるだろう。

小規模・植物工場モデルでの黒字化を実現

 植物工場による撤退・倒産事例が相次ぐ中、同社では小規模施設による野菜の生産・販売事業でも黒字化を実現し、新たな地産地消モデルを提案している
人工光型に限定した場合、弊社の調査では全体の1割程度、他社調査においても2~3割程度が黒字化を実現しており、近年では量産化ノウハウを確立し、大規模施設での黒字化を達成する企業も現れている。

自動化設備を導入した植物工場では、効率的な施設運営を行うために一定規模の施設サイズが必要となり、リーフレタスが1日1,000株以下の小~中規模施設での黒字化は非常に困難である。しかし、1日数千株の大規模施設となれば数億円の設備投資が必要となり、資本力のある一部の大手企業しか参入が難しい状況であった。

 2008年に設立した同社では市場・技術調査を経て、2010年に事務所スペースも含め約150㎡の植物工場(糸満工場)を稼働させる。1,000㎡を越える他社の植物工場施設が多い中で、同社の植物工場は小規模に分類される

他社ではリーフレタスの生産が多いものの、同社ではアイスプラントやハーブ系のミニ野菜など、競合商品の少ないニッチな高付加価値野菜にターゲットを絞り、沖縄県内のスーパーやコンビニ、ホテル・レストランへと販路を拡大しながら、生鮮野菜の生産・販売事業での黒字化を達成した
インロコ、小規模植物工場・地産地消モデルでの黒字化へ

同社の糸満工場の様子。空き工場を活用することで初期コストを抑えると同時に、過剰な設備は導入しない非常にシンプルな構造となっている。関東では高級スーパーの成城石井、2010年からは香港市場にも販売を実現・黒字化を達成。

innoplex.org

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