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植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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鹿児島銀行が地元卸売業者と農業法人を設立。将来的には植物工場にも

 鹿児島銀行は29日、地元の卸売業者などと共同で農業法人を設立すると正式に発表した。九州南部の温暖な気候を生かし、全国に先駆けて出荷する狙いを込めて「春一番」と命名した。同行が農業金融にいち早く着手してから約20年。農業従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の増加という課題解決に向けて、自らが農業に参入してビジネスモデルを構築する。

 30日に設立する。現役の支店長を社長に抜てきし、他に社員2人が銀行から出向する。10月に栽培を始め、来春に超極わせタマネギを、来夏にはオクラを出荷する予定だ。当面は露地栽培を中心にするが、同行が共同出資するシステム会社のサザンウィッシュを巻き込んで、温湿度・二酸化炭素濃度・日照量などのデータを活用する植物工場も導入する考えだ。

 日置市内の3千平方メートルで野菜を栽培する。さらに4万平方メートルの耕作放棄地では、オリーブを植樹して再生を図る。上村基宏頭取は「農業を収益事業にして、安心して継げる仕組みにしたい。すぐに黒字化は難しくても、人・モノ・金・情報があるので耐えられる時間は長い。早いうちにいろいろ試す」と強調した。

 福岡県の北九州青果、鹿児島県鹿児島中央青果、鹿児島共同倉庫、園田陸運と共同で設立。九州フィナンシャルグループ(FG)のKFGアグリファンドも出資する。

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