植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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台湾の植物工場や生鮮野菜・果物に関する展示会「国際果実・野菜見本市」

2016年11月10日~11月12日までの3日間「台湾 国際果実・野菜見本市2016」の展示会が高雄展示ホールにて開催される。台湾は完全人工光型植物工場の施設数でも世界2~3位となっており台北エリアに集中している。一方、熱帯気候にて果物や生鮮野菜の施設栽培も盛んに行われており、生産エリアは台湾南部に集中している。

本展示会では、どちらのテーマも出展されており、施設園芸や植物工場、野菜の流通まで効率よく情報収集ができるだろう。

 

台湾「国際果実・野菜見本市」展示会、植物工場プラントメーカーからアクアポニクスまで幅広く出展

 前回の紹介記事の通り、台湾のマイ・エグジビション株式会社は、2016年11月10日~11月12日までの3日間「台湾 国際果実・野菜見本市2016」の展示会を高雄展示ホールにて開催するが、今回は注目の出展企業について、植物工場やアグリ企業を中心に紹介する。

本展示会は出展企業数150社(予定)、来場者数5,000名(予定)となっており、既に台湾だけでなく、マレーシア、タイ、ミャンマーベトナムといったアジア各国や、米国、南アフリカといった企業からの出展・参加が決定している。

植物工場プラントメーカー「3i Agritech」

3i Agritechでは、植物工場をはじめとする先端農業に関する事業計画、施設設計や栽培指導などトータル支援を行っている。同社では、LED光源やクリーンルームを活用した完全人工光型植物工場プラントを提案しており、低細菌を実現し、無農薬・重金属汚染のテストを合格し、水払い不要の安全・安心野菜の生産を進めている。

過去には台湾や中国本土にて植物工場プラントの販売だけでなく、小規模ながら自社施設も運営した実績を持つ。

日本と同様にリーフレタスやアイスプラントの他、日本では栽培されていないが、台湾では頻繁に利用する薬用植物の生産も提案している。研究開発では、既に10の植物工場関連の技術特許を取得している。
★ ホームページ: http://www.3i-agritech.com/
台湾「国際果実・野菜見本市」展示会、植物工場プラントメーカーからアクアポニックまで幅広く出展

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