ドーム型の太陽光利用型植物工場や太陽光ソーラーパネルなどを設置している南相馬ソーラー・アグリパークに新たな体験学習施設が完成した、という。運営は一般社団法人「あすびと福島」が行っている。
小学校~高校生・大学生から、社会人・企業向けの体験学習や研修プログラムを提供している。以下、関連記事を掲載しておく。
南相馬市の太陽光発電所に、新たな体験学習施設が完成
新たな体験学習施設の開所式を行ったのは、南相馬市原町区にある南相馬ソーラー・アグリパーク。
「完成した新しいセンターハウスですが、ご覧のように囲炉裏が設けられていたり、そしてこちらの方にはステージもあって、人が集える交流スペースとしての機能があります」
ここでは3年前から、敷地内に設置した太陽光パネルで電気を作りだし、その電気を使った植物工場でレタスを生産している。
また、そのシステムを子どもたちなどが間近に見て、体験しながら再生可能エネルギーを学ぶ場所になっている。
これまでは仮設の施設だったが、新たな施設には、工場で育てたレタスなどのサンドウィッチが味わえるカフェや、イベントが開ける交流スペースが設けられた。*「南相馬ソーラー・アグリパーク」を運営するあすびと福島・半谷栄寿代表理事
「若い世代が集まってくれることが人材育成のスタートなので、魅力的なセンターハウスは、大きな効果が出ますね」
ここでは、電気や野菜だけでなく、福島の復興を担う人材も育てる。