日本では特に大規模な太陽光利用型植物工場の場合、オランダの温室ハウスと内部の栽培装置、そして複合環境制御・モニタリングシステムを導入するケースが多く、なかなか日本仕様にて低コストかつ、作業性の高い商品がないのも現状です。
以下、植物工場・農業ビジネスオンライン | 植物工場ニュース配信中より
株式会社セラクは、農業IoTサービス「みどりクラウド」のデータ収集端末である「みどりボックス」において、新たに露地栽培や植物工場などの大規模施設にて利用可能となる高機能版「みどりボックスPRO」の販売を開始した。
みどりクラウド: https://midori-cloud.net
今回発売した「みどりボックスPRO」は、従来の「みどりボックス」・「みどりボックス2」と比べ、防塵防水性、および、センサーの拡張性を強化しており、これまで設置が困難であった露地栽培や大規模生産施設での使用が容易になります。
農業IoTサービス「みどりクラウド」は、過去2年半に亘って実際のユーザの声によって多数の機能改良を行ってきました。中でも、農業生産に欠かせない「水」に対する機器としての耐性、中~大規模の生産環境への多数の測定ポイント設置については多くのご要望とご意見を頂いてきました。
今回の新機種発売により、簡単に農業IoTの恩恵を受けられるものとして、露地栽培が中心となる作物や大規模の生産施設での導入数の増加を見込んでおります。
農業IoTサービス「みどりクラウド」、露地や植物工場などの大規模施設にも対応可能な高機能モデルを販売 | 植物工場・農業ビジネスオンライン