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植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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日産1000パックのハーブ生産に特化した完全人工光型植物工場を建設

 松山市を地盤に不動産事業など手掛ける三福グループが完全人工光型植物工場の運営事業に4月から乗り出す。採算性が悪いレタス系ではなく、重量も少ないハーブ商品の生産に特化して、小規模でも事業が成り立つ植物工場を目指す、という。

工場はグループの統括会社、三福ホールディングス(松山市)が設置、運営する。3500万円ほどを投じて土地、建物を保有する郊外の倉庫を改造中で、発光ダイオード(LED)照明を光源にして水耕栽培をする。各苗は種まきの段階から35~40日かけて栽培する。植物工場は関連事業を手掛けた経験がある専門家から指導を受けて開設。1~2人の体制で運営、管理する。

 出荷は愛媛県内の飲食店を対象に5月から開始する予定。15グラム入りを販売単位の1パックとし、1日1000パックほどを出荷できるようにする。出荷価格や新事業の売り上げ規模は明らかにしていないが、価格は露地栽培される通常のハーブに比べ2~5割安くできる見通しだという。

 栽培するハーブはバジル、ルッコラ、パクチー、イタリアンパセリなど10種類ほどを予定。供給先は当初、愛媛県内にある飲食店30店ほどを見込む。ハーブは南欧料理や日本の創作料理の業務用食材として人気が高いが、露地栽培による供給量が少なく、「定番メニューへの採用が進んでいない」(三福ホールディングスの中矢孝則社長)。全国的にまだ珍しい植物工場の方式でハーブを栽培し、年間を通じて安定供給できるようになれば、需要を喚起し「新しい市場を創り出すことができる」(中矢社長)と考えている。

松山にハーブの植物工場 三福グループ、愛媛の飲食店開拓 :日本経済新聞

 

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