富士通ホーム&オフィスサービスでは、植物工場による低カリウム野菜の研究開発や栽培方法に関する特許を保有する秋田県立大学との共同研究により、低カリウムながら、鉄分だけを高含有にさせたホウレンソウの栽培技術を確立した、という。
このように植物工場では、特定の栄養素を増やしたり・減らしたりすることができるのもメリットの一つであるだろう。
植物工場による低カリウム野菜の共同研究をおこなっている、富士通ホーム&オフィスサービスと秋田県立大学では、一般的なホウレンソウと比較して、鉄分を75%多く含む低カリウム・ホウレンソウの栽培技術をICTにより確立し、共同で特許出願した。
本技術により、貧血に悩む方など、毎日の食生活の中で生野菜から鉄分を摂取する選択肢を提供するとともに、野菜に含まれるカリウムが気になる方でも安心して鉄分摂取が可能な生野菜を提供することができる。