植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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植物工場関連企業の業績予想(カネコ種苗、菱電商事)

最近は植物工場に関連する参入や研究開発などのニュースにも、その企業の株価が多少なりとも影響する場合もあります。今回は三菱電機系のエレクトロニクス商社にて、環境制御システムなども取り扱う菱電商事、種苗会社のカネコ種苗を紹介する。

菱電商事<8084>のフィスコ二期業績予想

※この業績予想は2017年6月30日に執筆されたものです。最新の決算情報が反映されていない場合がありますのでご了承ください。

菱電商事<8084>

3ヶ月後
予想株価
820円

三菱電機系のエレクトロニクス商社。メモリ、マイコンなどを扱うエレクトロニクス事業のほか、FAシステム、冷熱住機、情報通信デバイスなどを手掛けるFA・環境システム事業を展開。植物工場システムなども販売する。

17.3期は円高やアジア向けOA機器の低迷などで減収・26%営業減益。18.3期は自動車向けの続伸などで増収増益予想。株価指標は割安であり、18.3期の収益改善期待から、株価は緩やかに持ち直しへ。

会計期/実予/売上高/営業利益/経常利益/純利益/EPS/配当
18.3期連/F予/224,800/3,300/3,200/2,100/96.84/33.00
19.3期連/F予/230,000/3,500/3,400/2,200/101.45/44.00
※単位:百万円、円、F予:フィスコ予想

カネコ種苗<1376>のフィスコ二期業績予想

※この業績予想は2017年6月30日に執筆されたものです。最新の情報が反映されていない場合がありますのでご了承ください。

カネコ種苗<1376>

3ヶ月後
予想株価
1,500円

農産種苗の生産・販売、農薬販売など農業関連事業を多角化。植物工場にも取り組む。創業100年超のノウハウが強み。種苗事業は緑化工事用種苗が堅調。花き事業は低調。17.5期3Qは施設材事業の苦戦が響く。

農家の防除意欲向上で農薬販売は増加。花き事業は採算性向上。18.5期は増収増益か。種苗事業や農材事業が業績牽引。収益改善期待が株価の下支え要因。株価指標に割高感はなく、当面の株価は底堅い展開を想定。

会計期/実予/売上高/営業利益/経常利益/純利益/EPS/配当
17.5期連/F予/57,500/1,870/2,000/1,400/118.92/25.00
18.5期連/F予/57,800/2,000/2,130/1,530/129.96/25.00
※単位:百万円、円、F予:フィスコ予想

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