植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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水耕栽培での人工光源(3)

植物工場でのLED光源

LED (light emitting diodes) are fairly new types of lighting that are cooler, use less electricity, and produce less light. You can place them closer to the plants than other light sources without burning the stalks or leaves.

They are more expensive than other bulbs but last much longer and your electricity savings will make up for the initial price eventually.

 

普及率でいうと蛍光灯ランプが高いが、新設の室内栽培(完全人工光型植物工場)ではLED光源を採用する事例が圧倒的に多い。熱を発生せず、電気代も他の光源よりも安く、ランプ器具自体も薄型にしながら近接栽培ができることから、多段式の段数も蛍光灯の1.2~1.3倍も増やすことができる。

 

熱発生が少ないことから空調費用、消費電力が少ないことから電気代の節約につながり、大きな課題である初期コストの高さを補うメリットがあり、稼働後2~3年には投資を回収している施設もある。

 

素人や新規では蛍光灯をお勧めするが、ノウハウを持つ生産者にとっては光波長を色々と組み合わせることができ、光レシピによって成長速度や大きさ、機能性をアップすることも可能であることから、今後はLEDが主流になっていると予測される。

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pic: 福島県川内高原農産物栽培工場の様子、山口大学ウェブサイトより

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