植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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植物工場ノウハウを露地栽培に応用、機能性ニンジンの研究

 機能性野菜植物工場による生産が中心となるイメージだが、品種改良や最低限の環境制御によって露地栽培でも生産することができる。今回は機能性ニンジンの研究だが、その他にもブロッコリーやタマネギなどは既に生産・市販されており、スーパーにて購入することもできる。以下、植物工場ノウハウを露地栽培に応用、機能性ニンジンの実証試験を本格化の一部記事を引用しておく。

太陽光利用型植物工場にて野菜の生産を行う、ノーリツ鋼機グループのNKアグリ株式会社では、筑波大学、東京農 業大学、日本製粉中央研究所の4社と共同研究コンソーシアムを設立し、農林水産省が公募する平成26年度「農林水産業の革新的技術緊急展開事業」につい て、機能性ニンジン「こいくれない」の横断的産地形成研究テーマについて採択を受けた。

植物工場ノウハウを露地栽培に応用、機能性ニンジンの実証試験を本格化

 4月から始まる食品の新たな機能性表示制度において、農産物も対象とされています。品種、産地、栽培法等によって大きく品質が変わる農産物につい ても、機能性関与成分についての均質性、規格外品の出荷防止体制の構築などが求められており、種苗・生産者・集出荷団体・流通までのサプライチェーンを横 断した品質保証体系および長期流通体系の技術開発が必要とされております。

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