山口大学発ベンチャーのMOT総合研究所では、三菱化学などと共同設立したMCCプラントが中心となって、山口県宇部市に高機能・高付加価値の野菜を生産する植物工場を建設する。来春稼働の予定で、山口大学と連携し、高付加価値ベビーリーフ商品などを中心に当初は生産し、10年後に10億円の売上高を目指す。
植物工場は宇部市の産業団地、宇部テクノパークに3億円を投じて建設する。敷地面積は約3500平方メートル、工場の延べ床面積は約1000平方メートル。
施設は30グラム入りのベビーリーフを1日2800袋出荷する生産能力を持つ