植物工場事業を行う株式会社ファームシップは、焼肉レストラン「天壇」や温泉施設、パチンコ店を経営する株式会社晃商と、植物工場事業を通じて地元雇用や特産品づくりに貢献することを目指し、生産から販売までの包括的な業務提携契約を締結した。
晃商は植物工場事業に参入することを決定し、同社クラウド型植物工場運営管理プラットフォームシステム「FARMPORT®」を導入した実証実験用植物工 場「名張シティファーム」の建設を、同社の温泉施設「名張の湯」(三重県名張市)の隣接地に計画し、今年7月に竣工いたしました。
名張シティファームでは、ファームシップの総合的な支援のもとで、植物工場事業の採算性の調査、栽培品目の拡充や植物にとって最適な光環境を実現するためのLED照射試験など、植物工場事業の採算性を大きく改善させるための様々な実証実験を行っています。
現在は、サニーレタスとフリルレタス、サンチュの3種類を主に生産しており、収穫された野菜は、同施設の隣の「とれたて名張交流館」で試験販売をしています。