植物工場システムを開発する森久エンジニアリングでは、栄養価の高い高機能野菜のブランドを立ち上げたと発表した。植物工場プラント・メーカーでは老舗の同社では、以前より特殊反射板などの栽培技術によって結球レタスの商業生産を可能にしている。
今回は葉酸の高含有ホウレンソウなど機能性野菜の生産設備の販売と商品の全量買い取り、という新たな事業を行う。
野菜ソムリエなどと協力して、新ブランド「モーベル」を立ち上げ、露地栽培より葉酸が2.2倍含まれるホウレンソウ、βカロテンの高含有する結球レタスなどを3商品を生産する計画。
既に日産2,200株の植物工場プラントに関する契約を行っており、今後も設備・栽培ノウハウの提供と全量買い取りにて、初年度として2億円の売上高を目指す。
サイズの小さい結球レタスは200円程での販売を計画している、という。