植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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栄養価をコントールする植物工場やさい。高カルシウム・レタスも開発成功

 環境制御技術・植物工場にて栄養価をコントールすることの是非は別の機会に議論するとして、今回は会津富士加工が高カルシウム・レタスの開発に成功した、という。カルシウム含有量は通常のレタスの4倍。

同社は低カリウム野菜の開発にてパイオニア企業であり、現在は別会社に主体を移管し、自社単独でのライセンス事業(低カリウム野菜に関する)は行っていない。最近は富士通が「低カリウム&高鉄分野菜」を開発し、こうした機能性野菜の開発競争が激化しているようです。

同社によると、一般的なレタス1個のカルシウム含有量は100グラム当たり19ミリグラムで、高カルシウムレタスは同80ミリグラム以上。健康補助食品(サプリメント)よりも吸収効果が高く、摂取しやすいとしている。

高カルシウムレタスの価格は60グラムで400円(税別)。同市の住宅資材製造・販売「有紀」が発売元となり、同市中町で運営する「奥会津アンテナショップ歳時記市場」(会津ロイヤルプラザ1階)で販売している。

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