グリーンシティ―・シカゴの実現のため、都市型農業を加速させ、シカゴ市も規制緩和や政策支援を行っており、今回は米国農務省USDAから約1億円以上の補助金を受ける、という。
通常、自然保護のための補助金は地方の田舎の州・自治体が確保することが多いようだが、全体としての割合は依然として少ないが、今後は都市部の自然補助・都市型農業に対しても助成対象になりそうだ。
シカゴの都市型農業、米国農務省による100万ドル以上の補助支援を受けて農地整備・人材育成へ
シカゴ市は米国の連邦政府補助金として100万ドルをかけて、都市型農業の整備や人材育成、新規事業の支援を加速させる。米国農務省(USDA)では今 年、革新的な自然保護を行う補助金として年間予算2,660万ドルを確保しており、今回のシカゴの都市型農業支援は45の支援プロジェクトの一つとなる。
通常、自然保護に関する補助金は地方にて利用されることが多いが、都市部での自然保護への取り組みには、社会的・環境的にも新たな挑戦と位置づけられており注目が集まっている。
シカゴ市では、できるだけ多くの組織・都市型ファーマーを支援するため、多数の少額補助・技術支援を行いながら、人材確保のために農業や食に興味のある人々へ研修トレーニングを行い、新たな雇用確保・新規就農支援につなげていく、という。