植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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植物工場やITセンサーによる節水技術の必要性

 砂漠化が加速するエリアや限られた水資源により継続な営農が難しいエリアでは、養液完全循環システムを導入した植物工場や大規模露地においても、センサーやITネットワークによる節水技術などが必要となるだろう。

例えば外務省「砂漠と砂漠化に関する国際年資料」によると、砂漠化は全陸地の7.2%となっており、砂漠化の影響下にある人口は約2億5千万人以上、さらに影響を受ける危険性は10億人以上(100カ国以上)と推計されている。

以下、関連するデータを示しておく

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地球上の水の量*1

  • 海水:96.53%
  • 地下水:1.7%
  • 氷河:1.74%
  • 湖水:0.013%
  • 土壌の水:0.001%
  • 河川水:0・0002%


1kg当たりの農作物の生産に必要な水量*2

  • 小麦:1,150リットル
  • 米:2,656リットル
  • 大豆:2,300リットル
  • じゃがいも:160リットル
  • 牛肉:15,977リットル
  • 豚肉:5,906リットル
  • 鶏肉:2,828リットル
  • 卵:4,657リットル
  • コーヒー1杯(125cc)で140リットル
  • トースト1枚(30g)で40リットル
  • ハンバーガー1個(150g)で2,400リットル
  • オレンジ1個(100g)で50リットル

*1:国土交通省「平成19年度日本の水資源」

*2:農林水産省「海外食料需給レポート2006」

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