植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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オランダ植物工場メーカーの海外進出状況

 植物工場・農業ビジネスオンラインによると、太陽光利用型植物工場・施設園芸の大手環境制御システム会社でオランダのHoogendoorn(ホーヘンドールン)社が11月6日、メキシコ・ケレタロ州 にあるアグロパークにトレーニングセンター付き事務所を開設した。今後、現地の農家や技術者、パートナー企業への技術提供が行われる。

現在、メキシコの施設園芸ビジネスは急成長している。しかし、化石燃料と水資源が限られている中で、野菜・果物・花卉の安定供給に対する市場ニーズが高まっているため、メキシコの農業関係者から最新の栽培技術が強く要求されている。

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 同社では今後、メキシコ現地に活動拠点を整備し、現地の気象状況を常に把握している専門家が、メキシコの農家や技術者にアドバイスやトレーニングを行っ ていく計画。同社のMartin Helmich氏は「自社がメキシコの施設園芸産業の成長に積極的に貢献し、我々の顧客やパートナー企業をサポートできるようになるだろう」とコメントし ている。

事務所はメキシコにおいて、最も施設園芸技術が発達したアグロパークのサニーフィールズ社に建設された。トレーニングプログラムでは、栽培従事者と技術スタッフに対して、基礎から高度な内容まで行われる。

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