植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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植物工場を運営するセコムが健康管理サービスを開始

 セコムではグループ企業のセコム工業株式会社にて、太陽光利用型と完全人工光型の2種類の植物工場を稼働させ、ハーブ野菜を中心に生産を行っている。

 

施設は宮城県白石市にあり、奥羽山脈の一部である蔵王連峰(ざおうれんぽう)の地下水系から湧き出た天然の水を利用して水耕栽培を行っている(写真は同社のWEBサイトより引用)。

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 WEBサイトによると、両施設にて生産するハーブは16種類になり、東京市場仙台市場を経由して販売されるとともに、地元企業などをコラボしながら、六次化モデルに近い加工食品(バジル麺、ミントのフローズンアイス)の製造も行っている。

 

こうした同社が顧客企業の社員を対象に、健康管理サービスを開始するニュース(日経新聞より)が発表された。

 セコムは顧客企業の社員を対象に、健康管理サービスを 始める。24時間体制で看護師が健康相談に応じるほか、がんの早期発見に力点を置いた人間ドックを受け入れる。

生活習慣病などが重症化することを防ぎ、健 康保険組合の支出抑制につなげる。2015年度から、健康診断結果に基づいた保健指導が企業の健康保険組合に義務付けられることもにらみ、初年度100社 の受注を目指す。


 新サービスを契約した企業の社員は、腹痛など急な体の異常を感じた場合にセコムが24時間体制で抱える十数人の看護師に電話で相談ができる。すぐに受診すべきだと看護師が判断した場合は、セコムが契約している大学病院の救命救急センターの紹介を受けられる。

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