植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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播種から収穫まで25日の世界最速の植物工場システムがオープン

 鹿児島にて開設する完全人工光型植物工場では、播種から収穫まで約25日の世界最速の生長システムを誇る、という。栽培に関わっている中で、25日という数字は非常に驚きです。さらに、25日で1株当たりの重量が約150gも実現可能とのこと。

技術ショールーム的に見学も可能ということで、一度、訪問してみたい、と思います。

植物工場・エコデシック鹿児島ショールームを開設。栽培日数25日の世界最速のシステムを実現

 株式会社エコデシック(本社:千葉県柏市)と、株式会社ミタデン(本社:鹿児島県鹿児島市)が、鹿児島県内初のショールームとして革新的な植物工場施設を開設する。

今回の革新的植物工場に採用されている技術は、従来の植物工場に比べ「圧倒的な栽培効率」及び「一般的な植物工場に比べ生産コストが約3分の1」を実現した工場となっております。

植物工場・エコデシック鹿児島ショールームを開設。栽培日数25日の世界最速のシステムを実現植物工場・エコデシック鹿児島ショールームを開設。栽培日数25日の世界最速のシステムを実現

■革新的植物工場の2つの大きな特徴
1.栽培日数25日の世界最速のシステム

従来の植物工場の栽培技術は植物の成長メカニズムである光合成を促進することで栽培日数をより短くしようとします。この方法では、グリーンリーフレタスを例に挙げると、種まきから40日程で一株当たりの重量が約80gの収穫が一般的です。

この革新的植物工場では、全く新しい成長メカニズムを導入しています。同様にグリーンレタスでは栽培日数が25日以下になり、一株当たりの重量が約150gの収穫となります。したがって圧倒的な栽培効率を実現する世界最速のシステムを採用した工場です。


2.生産コストを約3分の1に削減
栽培期間が短いため大幅に固定費を削減できます。また電気代に関しては、照射する人工光の照射量を従来技術より遥かに抑えることができるため変動費を抑えることができます。
その他の様々なコスト削減効果を組み合わせ、生産コストを約3分の1に削減しました。

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