植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大和ハウス工業による家庭用植物工場キットの販売予定

大和ハウス工業では、コンテナ型の植物工場ユニット「アグリキューブ」を開発・販売しているが、今後は家庭用の植物工場キットの販売も予定されているようだ。最近のトレンドであるデザイン性の高い商品で、1商品を数万円にて販売予定だという。

間接照明の機能を果たすデザイン性の高い家庭用植物工場キットが売れ行き好調

家庭用向けの小型植物工場は各社企業から、様々な商品が販売されていますが、最近は間接照明にも利用でき、オシャレでデザイン性の高い植物工場が人気のようです。商品にはセンサー類が導入され、データのモニタリングやスマホによる遠隔制御など、多機能化…

地元の中小企業が連携し、低コスト型の植物工場を建設。廃校利用やエディブルフラワーによる差別化も

以前から新潟県では店舗併設型植物工場をはじめ、植物工場に関する調査や研究開発への補助を行ってきたが、県内では他社とは異なるビジネスモデルや栽培品目にて植物工場を運営する企業が増えているようだ。

オランダの最新技術を導入したバラの大型植物工場が稼働

滋賀県の方で、バラ栽培のためにオランダの最新設備を導入した太陽光利用型植物工場が稼働した。温室は1棟で約1.8ha、バラの栽培に適した温度は日中が22度、夜間が17度程度であるために冷暖房施設を導入している。

日本企業による中国への植物工場進出について

昨年末にも報じられており、既に記事を紹介しておりますが、センコン物流による太陽光利用型植物工場による中国・大連市への進出状況についてです。

制御システム製造会社によるイチゴの新規参入。植物工場による高付加価値野菜の生産も

制御システム製造を手掛ける田中電機工業(広島市)が、自社敷地内に温室ハウスを建設してイチゴの生産・販売を開始する。栽培ノウハウや苗提供は熊本県のイチゴ農家、森口農園(玉名市)がサポートする。その他にも、様々な技術ノウハウを持つ企業と連携して…

ローム、完全人工光型植物工場によるイチゴの技術ノウハウ提供を開始

複数の企業が完全人工光型植物工場によるイチゴの生産を行っており、プレス上では栽培技術ノウハウの提供サービスを開始しているが、現状ではライセンスを受け、商業的な生産・販売を開始した事例は見かけることがない。

群馬県による廃校利用した植物工場。閉鎖型陸上養殖との融合モデルを検討

特に地方の過疎化による学校の統廃合によって、廃校を利用した植物工場の建設・運営事例が増えているが、成功事例と呼べる事例は、ごくわずか。廃校でも管理維持手数料が必要なことから、改修費用のみ負担してもらえれば、入居や活用企業に無償で貸し出すケ…

求人募集:植物工場での栽培作業/富士通ホーム&オフィスサービス

福島県・会津若松市にて完全人工光型植物工場を運営している富士通ホーム&オフィスサービスが、一般的な作業員の募集を行っている。同社は高付加価値野菜として、腎臓房透析患者などをターゲットとした低カリウム野菜、特に他社による栽培が難しいサラダホウ…

静岡県、20年に農林大学校を「専門職業大学」に移行予定

静岡県では沼津市にある旧東海大学の校舎を改修して植物工場の研究開発拠点やアグリベンチャーの創出支援などを進めているが、その他にも人材育成に関するニュースが配信されたので、関連記事を掲載しておく。

農業競争力強化支援法案などが提出。民間企業が自由に栽培品種を選べる可能性も

本日はトランプ新大統領が誕生した日となったが、日本国内の通常国会においても、農業ビジネスに変革しようとする複数の法案の提出が予定されている。初期投資の大きな植物工場は資本力のある大手・民間企業による参入が多く、イニシャルの回収や人件費など…

幅広い消費者ニーズに対応する小売スーパーの現場。植物工場野菜も普及

小売スーパーの販売現場も昔とは変わりつつある。プライベート・ブランド(PB)商品やアレルギー対応商品、グルテンフリーや植物工場野菜など、消費者の細かい対応に応えるために売り場の改善を継続しているようだ。

米国にて普及する教育向け植物工場キット

米国では教育向けに小型の植物工場が普及しているようだ。管理・メンテも簡単な水耕栽培キットでは、食育だけでなく環境学や科学技術、プログラミング講義など、様々な教育テーマに関連づけて活用できる点が普及を後押ししている。

手軽に調理できるカット野菜が人気。植物工場野菜との競合商品となるのか?!

近年の野菜価格高騰によって、手軽で便利なカット野菜の人気が急増している、という。カット野菜も価格が安定しており、手頃な値段で水洗い等の処理を行っていることから、盛り付けを行えば、そのまま食べることができる。植物工場野菜は水洗い不要だが、基…

植物工場・農商工連携に関する海外市場開拓のための補助金について

経産省では農商工連携等によるグローバルバリューチェーン構築事業として、植物工場による生産や加工、海外市場への市場開拓に関する補助事業を行っている。事業費は最大で1億円、半額補助となっており、昨年度も多くの企業が採択を受けている。

シンガポールにおける植物工場や消費者教育向けの都市型農業がブーム?!

シンガポールでは非常に狭い国土の中でも、自国の食料自給率を向上させるために高効率な生産方式である植物工場施設の稼働や研究開発が行われている。こうした植物工場やさいは、初期投資の高さから商品の販売価格も高くなる傾向にあり、消費者が植物工場や…

安部製作所による廃校を利用した植物工場。リーフレタスを日産700株生産

青森県にて完全人工光型植物工場によるリーフレタスやベビーリーフを生産する電子部品メーカーの安部製作所について。参入から3年が経過し、現在は第1と第2工場の2エリアにてリーフレタスを日産700株、ベビーリーフを200パック/day 生産している。販売先…

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