植物工場日記 Plantfactory’s Diary

植物工場・施設園芸・農業ビジネスなど、国内外の様々なニュースを紹介しております

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

冷涼な気候を生かした植物工場によるイチゴの周年栽培

日本では主に温室ハウスにて、イチゴの収穫期間を延長し、周年栽培に近い形で出荷しているものの、6月~11月の夏秋については米国からの輸入に依存している。こうした現状を受け、完全人工光型植物工場によるイチゴの生産や、品種(四季成りイチゴ)や冷…

米国カリフォルニアでのトマト・パプリカ植物工場

米国では施設園芸より大規模露地栽培の方が盛んにおこなわれており、特に気候条件の良いカリフォルニア州などは代表的。太陽光利用型植物工場による生食用トマトやパプリカといった果菜類の生産は、カナダやメキシコに集中する傾向がある。 そういった中で米…

JFEエンジニアリングによる植物工場、ロシアへの輸出

JFEエンジニアリングは、ロシア国沿海地方政府と共同で、沿海地方に最適なスマートアグリプラント事業モデルを策定していくことに合意した。 同社は2014年8月より、北海道苫小牧市において天然ガスや木質バイオマスをエネルギー源とするスマートアグリ…

ロート製薬による太陽光利用型植物工場による薬用植物への取り組み

ロート製薬では、太陽光利用型植物工場(水耕)にて葉野菜を中心に生産しているアプレと提携し、薬用植物工場に関する試験栽培を行う。2017年には収穫した薬用植物を同社の生薬関連の商品に採用する予定、という。

植物工場は儲からない。電気代高騰や販売価格の低下など

昭和電工のLED照明など、競争入札にて各社の設備を導入した福島県川内村にある植物工場「KiMiDoRi」について、稼働させても儲からない、という記事があった。電気代高騰に加えて、高値での販売ができず

自然光と人工光のハイブリッド型植物工場の実用化へ

LED光源を利用した完全人工光型植物工場ではなく、そこに自然光を採用したハイブリッド型植物工場の開発が進んでいる。まだまだ大規模プラントを稼働させるほどのノウハウが蓄積されているわけでないが、それでも試験栽培を経て、商品化の目途がたった、とい…

植物工場による芝やコケなどの栽培ニーズ@ファイトレメデーション

人工光型植物工場において、リーフレタス類では利益をあげることが難しい、といわれている中で、屋上緑化用の機能性の高いコケや芝などを人工光にて効率栽培する企業もあります。

近畿大による養殖魚「キンダイ」と「ブリヒラ」を専門料理店で提供

先日はJR西日本によるサバの陸上養殖についての記事を紹介したが、今回は近畿大学による養殖魚「キンダイ」と「ブリヒラ」について。

文房具専門店「銀座 伊東屋」がリニューアル、店舗併設型植物工場も導入

文房具専門店「銀座 伊東屋」が、2013年に着工された建て替え工事を終え、銀座通り沿いに新本店をリニューアルオープンする。総床面積約4,200平方メートルの全12フロアからなる新店舗には、文具売り場のほか、植物工場による店舗併設型カフェやビジネスラウ…

農業×ICT×流通ベンチャーのファームシップ、植物工場事業の本格サービス展開へ

農業×ICT×流通ベンチャーの株式会社ファームシップは、食料不足や食料廃棄といった食料生産、食料流通に関する社会的課題を、植物工場・ICTをはじめとした最先端テクノロジーを活用して解決することを目的にした日本初のベンチャー企業として設立し、2015年6…

JR西日本によるサバの陸上養殖

植物工場による野菜生産とは関係ないが、同じように環境制御技術を活用した食品分野として陸上養殖に関する記事を紹介。地下50メートルの地中にしみこんだ海水をポンプでくみ上げて養殖するため、通常の海中にあるプランクトンに宿る「アニサキス」が付着…

ベトナムでの安全・安心野菜ニーズ。植物工場や都市型農業にもビジネスチャンス

過去にもベトナムにおける現代農業や植物工場に関するニュースを紹介したが、国内市場では、より安全・安心な生鮮野菜ニーズが強く、現代的なコールドチェーンが完全に整備されていない現状を考えると

ナノカーボンに電気を通して省エネ加熱・植物工場内の局所暖房などに利用可能

暖房には室内全体を暖めるだけでなく、培地加温(冷却)など局所暖房や冷却により、以前より少ないエネルギーでの植物栽培や周年生産が可能になります。こうした環境制御技術は植物工場など閉鎖された空間が得意とする分野となります。

間伐材・木質バイオマスボイラによる廃熱利用・植物工場によるマンゴー生産も

新たに設立した那珂川町地域資源活用協同組合では、秋ごろまでに、木質バイオマスボイラの運営会社から熱エネルギーを共同購入し、太陽光利用型植物工場や施設園芸内の暖房に利用しながらマンゴーの生産や室内での陸上養殖によるウナギ生産も検討する。

福島県大熊町に新たな植物工場建設がスタート

福島県に新たな植物工場の建設がスタートする。記事だけでは完全人工光型・太陽光利用型のどちらか不明だが、おそらく太陽光利用型の植物工場と推測される。

障害者雇用向け植物工場システム導入事例(キーストーンテクノロジー)

植物工場システム開発・製造の株式会社キーストーンテクノロジーと販売・施工の株式会社アグリ王は、社会福祉法人日本キリスト教奉仕団が運営する 「アガペ東京センター東京都板橋福祉工場」に、福祉作業所向けLED植物栽培ユニット「AGRI Oh!(アグリ王)」…

植物工場・陸上養殖支援など20項目 山梨県が国への来年度要望決定

後藤斎知事は27日、平成28年度国の施策、予算に関する提案・要望事項20項目を庁議で決定したと発表した。この中には海水魚の陸上養殖を行う交付金対象事業主体の拡大を求めている。

グーグルによるアグリビジネス・農業ビッグデータ事業への投資

テクノロジーベンチャーに投資を行っているグーグル・ベンチャーは、農業ビッグデータ解析サービスを提供する「ファーマーズ・ビジネス・ネットワーク(FBN)」に対して1500万ドルを投資することを明らかにした。

米国のコンテナ型植物工場の開発メーカー(Freight Farms)

米国のコンテナ型植物工場の開発メーカーであるFreight Farmsに関する記事。中古コンテナにLED光源を入れた水耕栽培システムを販売しており、サイズは20ft、40ftかわかりませんが、価格は7万6000ドル(約935万円)から。

太陽光利用型の水耕施設(障害者雇用)

新潟に新設した太陽光利用型植物工場に近い水耕施設に関するニュース。農水省の補助金を活用してハウスや水耕設備を導入し、障害者2名が中心となって、小松菜の水耕栽培を実施している。

商品力向上のためJR東日本グループの運営カフェにてクロワッサンサンドに植物工場レタス採用

先日にも記事にしましたが、JR東日本グループであるジェイアール東日本フードビジネス株式会社が運営する駅ナカ・カフェのベッカーズにおいて、クロワッサンサンドにも植物工場レタスが採用された、という。

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