植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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JR西日本によるサバの陸上養殖

 植物工場による野菜生産とは関係ないが、同じように環境制御技術を活用した食品分野として陸上養殖に関する記事を紹介。地下50メートルの地中にしみこんだ海水をポンプでくみ上げて養殖するため、通常の海中にあるプランクトンに宿る「アニサキス」が付着しにくい点が特徴で、刺身など生食できる、という。

鳥取サバを高級ブランドに! JR西が養殖卸事業に進出

JR西日本鳥取県産の陸上養殖サバの卸販売事業に乗り出すことが、10日分かった。陸上養殖サバはプランクトンに由来する寄生虫が付着せず、冷凍 などの処理をしなくても生食用で活用できる点が特徴。今月内に大阪のサバ料理専門店で、刺身料理などの提供が始まる予定だ。生食専用のサバは珍しく、関係 者の期待は大きい。高級ブランド「関サバ」に続く新たなブランドとなるか。

 事業を担当するのは、JR西の「ビジネスプロデュースグループ」。地域活性化を柱とした新規事業を手掛けるため、平成25年に設立された専門部署だ。同社管内の農林水産資源を活用した事業を模索していたところ、鳥取県が取り組むサバの陸上養殖に着目した。

 海上のいけすで育てる従来の養殖では、海中のプランクトンに宿る「アニサキス」という寄生虫がサバに付着しやすいとされる。そのため、一般的に生食用として販売されることは少なかった。

 

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