千葉大学の植物工場にて、JA東西しらかわの営農指導員が研修プログラムを受講
福島県のJA東西しらかわの営農指導員が千葉大学の園芸額研究科で、研修会を実施。主に、太陽光利用型・植物工場による、複合環境制御型システムなどの説明を実施。
1日目の講義の内容は、事前に営農指導員から普段の営農指導の中で感じる疑問点や聞きたいことをアンケートで募集。それを基に、「国内外の施設園芸の状況」「環境制御」「栽培環境と病気の発生」「光合成に関わる諸要因」「養水分の吸収と転流」の5項目について講義が行われた。
千葉大学は、国立大学では唯一の園芸学部が存在。太陽光利用型~完全人工光型植物工場まで、様々なタイプの施設にて研究を行っており、細分化された専門家も多い。

引用記事
JA宮崎経済連による冷凍ホウレンソウの総生産量は2600トン
宮崎県のJA宮崎経済連の協同会社「ジェイエイフーズみやざき」では、ほうれん草の冷凍加工工場を整備。契約栽培の合計面積は96.9haと大規模にほうれん草を生産。
2018年産で冷凍用ホウレンソウを手掛けたのは、個人と法人を合わせて63戸
冷凍用のホウレンソウは葉の厚みが特徴。時期によっては草丈が60センチを超えることもある。栽培期間は、市場出荷の品種の2倍超に当たる90~120日に達する。
9月から段階的に種をまき、11月から翌年5月の収穫まで、分業で冷凍用ホウレンソウを栽培。18年産の総生産量は2600トン
消費者に選ばれる冷凍野菜を製造するため、工場では収穫後、原則として24時間以内に冷凍加工する。
引用記事は以下
広島県でも13,000株/dayの大型・完全人工光型植物工場が建設予定
最近はリーフレタス換算で、1日1万株以上の大型・完全人工光型植物工場の建設が増えているように思えます。すでに施設を運営し、野菜の生産・販売を行っている、小~中規模(~1,000株/day)の植物工場は価格競争に負けることから、独自の生産品目やビジネスアイデア、マーケティング戦略などが必要になってくると予測されます。
農薬を使わずに野菜を育てる植物工場の進出に伴う協定が4日、竹原市と立地企業などとの間で締結された。操業開始は来年4月を予定しており、閉鎖型植物工場としては中国地方で最大規模。リーフレタスを年に約366トン生産し、3億~4億円の売り上げを目指すとしている。
進出するのは、農業ビジネスを中心に事業展開する「ファースト」(東京)などが今年4月に立ち上げた「野菜工房たけはら」。不動産業の「コクホーシステム」(神奈川)が、竹原市の県営竹原工業・流通団地の6868平方メートルを約1億円で購入し、野菜工房たけはらにリースする。
工場は、鉄骨平屋建て2850平方メートルで、10月に着工し、来年3月までに完成の予定。病原菌や害虫などが入り込まないよう閉鎖された環境で、LED光などにより野菜を栽培する。従業員は、パートを含め34人を新規に地元から採用するとしている。
生産能力はリーフレタスで日産1万3千株。日産1万株を超す閉鎖型植物工場が稼働するのは中国地方で初めてという。初年度の稼働率は約4割にとどまり、フル稼働するのは2年目以降と見込んでいる。
この日は、市役所で調印式があり、県の川口一成・海外展開・投資誘致部長の立ち会いで、吉田基市長と野菜工房たけはらの川越祐二郎社長、コクホーシステムの安田哲社長が協定書に署名した。
川越社長は「高速道路インターチェンジへのアクセスの良さなどから竹原への進出を決めた。全国でも有数の自動化が進んだ植物工場になると期待している」と話した。
国内最大級の完全人工光型植物工場が本格稼働。17,000株/dayの生産規模を実現
バイテックHDのグループ会社が、石川県七尾市に設立した株式会社バイテックファーム七尾にて、リーフレタス換算にて17,000株/day規模の国内最大級の植物工場が本格稼働した、という。老舗の植物工場であるスプレッド社の2万株/dayに近く、世界でも最大級のカテゴリーに入る施設だろう。
バイテックHD、2カ所目の植物工場が本格稼働。1日1万7千株の国内最大級の施設へ
エレクトロニクス総合商社の株式会社バイテックホールディングスの子会社である、バイテックグリーンエナジー株式会社は、2016年1月に完全人工光型植物工場の運営企業として、石川県七尾市に株式会社バイテックファーム七尾を設立し、2017年9月1日にグループにて、2カ所目となる植物工場を操業開始した。


播種から収穫まで25日の世界最速の植物工場システムがオープン
鹿児島にて開設する完全人工光型植物工場では、播種から収穫まで約25日の世界最速の生長システムを誇る、という。栽培に関わっている中で、25日という数字は非常に驚きです。さらに、25日で1株当たりの重量が約150gも実現可能とのこと。
技術ショールーム的に見学も可能ということで、一度、訪問してみたい、と思います。
続きを読む千葉大学とロシアの大学が植物工場分野で人材交流
今まで無かったケースですが、太陽光利用型、人工光型について両方の植物工場を運営する千葉大学では、ロシアの大学に在籍する学生と、プレ修士(学部2~4年生)、修士課程、博士課程を通じて、サンドイッチプログラムを行う、という。
千葉大学・ロシアの大学間、植物工場分野での連携プログラムを実施

本プログラムでは、最大規模の植物工場を有する千葉大学環境健康フィールド科学センターを中心に、未来農業ビジネスの一つで先進型園芸施設である、人工光型植物工場、太陽光利用型植物工場の計画、生産から販売までのマネジメントに関わるプロフェッショナルな人材を日本とロシアが共同して育成していく。
農学だけでなく、工学、理学、経営学、栄養学、環境学など多様なバックグラウンドを持つ人材が、本プログラムに参加することで、未来農業ビジネスの展開に必要な技術と知識を身につけ、新たな企画を提案できる能力を持つ人材を育成することを目的としている、という。
ニューヨークにて、新たなフード・コミュニティーを構築。メインフロアに植物工場も導入
ニューヨークでは、NPO法人が寄付金などから植物工場を調達し、貧困エリアの学校・食堂に設置するなど、植物工場を活用した貧困対策、地産地消、さらにはプログラミングなどの科学教育が行われている。
以下の記事に紹介されている施設が完成することで、地元住民・消費者とのコミュニティー機能強化、食育などが徹底されるかもしれない。
ニューヨークのNPO団体、植物工場を導入した地産地消・食育センターを建設
メインの運営・依頼者は、古くから地元で活動するNPO団体のGrowNYC。同団体は、サステナビリティを理念にかかげ、毎年3万人の子供達へ環境や農業、食育などの教育活動を行っている。
今回の「ファームハウス」では、GrowNYCの活動を一つに集結させたものであり、コミュニティー・イベントセンター、学習スペース、食育・教育用のキッチンも導入されている。また、ファーマーズマーケットも定期開催する。

大成建設、壁取り付け型の緑化システムを開発
太陽光利用型植物工場や、小規模な完全人工光型植物工場システムの施工を行っている大成建設<1801.T>が4日ぶり反発した。同社は21日に、中国電力<9504.T>のエネルギア総合研究所と共同で、循環式養液栽培方式を利用した壁取り付け型緑化システムを開発したと発表した。
このシステムは、建物の壁面規模に合わせて複数のプランターを縦・横方向に連結し、自由に配置できる壁取り付け型の緑化システムで、プランター上部にメッシュ状の登はん補助材を設置し、そこにつる植物を繁茂させて壁面を緑化するものという。
植物工場にて取得可能な認証制度・安全性基準など
完全人工光型植物工場システムの場合、一般的な食品や製造工場のようにHACCPだけでなく、農業分野のJGAP、さらには農家が主に取得する農業認定者について認証取得が可能である。JGAP、農業認定者のそれぞれについて、植物工場でも取得している事例はあるが、両方を取得した事例は、以下の記事にあるノーマン社が初である。
福井県美浜町「ノーマン」の植物工場、日本初のGAP・認定農業者へ
福井県美浜町にて完全人工光型植物工場を運営する株式会社NOUMANN(ノーマン)は8月1日、農業経営改善計画の認定書を交付され、認定農業者となった。
本制度は、生産者による経営の改善を進めようとする計画を市町村が認定し、これらの認定を受けた農業者に対して重点的に支援措置を講じようとするもの。例えば、農業・設備機械の購入補助、税制優遇などを受けることができる。

アドトロン、植物工場キットが「ドコモショップ丸の内店」に展示
アドトロンテクノロジー社による、IoT技術を活用した小型植物工場キットが、ドコモショップ丸の内店にて展示される。この店舗は通常よりも店舗面積が広く、スマートフォンと連携する様々なIoTデバイスを体験できるショップとなっており、その一つのツールとして植物工場キットも展示されているようだ。

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親子の子育て支援・教育向け施設にレンタル植物工場を導入
名古屋にてオープンする次世代型子育て支援サービスを提供する施設「レインボーツリー名古屋」には、レンタル植物工場も導入される、という。一般の人がスペースをレンタルし、人工光での栽培が行えるようだ。
屋上菜園やキッチンなども整備されており、農業だけでなく料理教室も開催され、食を楽しく学ぶことができる。
次世代型の子育て支援サービス施設「レインボーツリー名古屋」をオープン。屋上菜園・レンタル植物工場も整備
民間学童保育運営事業を手がけるウィズダムアカデミーは8月7日、次世代型子育て支援サービスを提供する施設「レインボーツリー名古屋」を6社一体で運営することを発表した。ささしまライブ24地区のグローバルゲートで10月にオープン予定。
参画企業には株式会社ウィズダムアカデミーの他、HybridMom株式会社、株式会社ファミリーマート、株式会社ブックマークス、株式会社プラネット、株式会社ロハスインターナショナルとなる。
株式会社プラネットでは、LEDを採用した完全人工光型植物工場を整備し、一般向けのレンタルファームも展開する。

【レインボーツリー名古屋®とは】
名古屋初となる当プロジェクトは、ささしまライブ24グローバルゲート5階で展開する、屋上庭園、食育体験農園と連携した集客・情報発信、子育て支援施設、インターナショナルプリスクール、園芸教室、ヨガスタジオ、カフェスペース、大人のための勉強場所を整備。
同一施設においてそれぞれの機能を「共有(シェアリング)」によって展開し、共有スペースやサービスの有効活用はもちろん、そこで企画される様々なイベント催事を通じ、共働き子育て世代の実利性を高め、新たなコミュニティ機会の活性化を実現します。
植物工場産・低カリウムレタスに一部、生産者・原産地誤表記
特に安全性には全く問題ありませんが、完全人工光型植物工場システムにて生産する機能性野菜「低カリウム野菜」商品に記載している生産地が異なっていたようです。参考までに。
【発表日】
2017-07-27
【事業者】
ドクターベジタブルジャパン株式会社
【製品】
プレミアム低カリウムレタス
【内容】
2017/07/03以降に園部町野菜工場および昭島植物工場で製造した「プレミアム低カリウムレタス」の一部で、商品パッケージに記載されている生産者・原産地に誤表記が判明。園部町野菜工場で生産した商品に「東京都産」、昭島植物工場で生産した商品に「京都府産」と表記されていた。商品の安全性や栄養成分に何ら問題はないが、希望者には返金または交換する。(リコールプラス)
【対象】
プレミアム低カリウムレタス(65g オレンジパッケージ品)
パッケージ上下のラインがオレンジ色で下記ロット番号のもの
※ゴールドは対象外
・ロット番号:15051702001、16051702001、17051702001、18051702001、19051702001、22051702001、23051702001、24051702001、25051702001、26051702001、29051702001、30051702001
パッケージ表記:
【誤】
生産者 昭和飛行機工業(株) 昭島植物工場
〒196-8522 東京都昭島市田中町600
原産地:東京都産
【正】
生産者 (株)ハイテクファーム 園部町野菜工場
〒622-0052 京都府南丹市園部町黒田3-8
原産地:京都府産
・ロット番号:29051704001、30051704001、31051704001、01061704001、02061704001、05061704001
パッケージ表記:
【誤】
生産者 株式会社ハイテクファーム 園部町野菜工場
〒622-0052 京都府南丹市園部町黒田3-8
原産地:京都府産
【正】
生産者 昭和飛行場工業株式会社 昭島植物工場
〒196-8522 東京都昭島市田中町600
原産地:東京都産
【対処方法】
回収・返金または交換
パッケージを含む現品と購入時レシートを下記に着払いで送付
【送付先】
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-6-1 日東合同ビル6F
ドクターベジタブルジャパン(株)
※購入者の氏名・住所・電話番号を必ず書き添える
村上農園、植物工場による機能性野菜「ブロッコリー スーパースプラウト」の生産能力を1.7倍に
スプラウト商品の大手である村上農園では、多くの商品は太陽光利用型植物工場や施設園芸による水耕栽培が中心だが、唯一の商品「ブロッコリー スーパースプラウト」のみ人工光も利用した閉鎖タイプにて生産を行っている。
最近はスプラウト商品、レタス、トマトなど様々な品目にて機能性野菜が生産・販売されており、少しずつ認知されているようだ。首都圏のスーパーや高級百貨店などは「機能性野菜」の専用販売棚を設けているケースもある。
村上農園、植物工場産「ブロッコリー スーパースプラウト」の生産能力を1.7倍に増強
株式会社村上農園は、ブロッコリー スーパースプラウトの需要の拡大に対応するため、8月1日より生産能力を1.7倍に増強しました。また、今夏より当商品の新CMも公開。7月11日より順次放映しています。

ブロッコリー スーパースプラウトは、有用成分「スルフォラファン」の含有量を一般的な成熟ブロッコリーの20倍以上に高めた高成分野菜です。2001年の発売以降、健康意識の高いお客さまに継続的に支持され、ロングセラー商品になっています。
特に近年は、スルフォラファンの肥満抑制効果に関する研究論文が発表されたことなどを背景に、ブロッコリー スーパースプラウトの需要が拡大。昨年度の出荷量は約700トンで、2013年度の約230トンと比較すると3年で3倍に急増しました(図2)。
フル生産にもかかわらず品薄状態となり、お客さまに十分に提供できない状況であったことから、生産施設である大井川生産センターの栽培設備を拡充し、生産能力を1.7倍に増強。当商品を支持してくださるお客さまの期待にお応えできるよう増産に努めてまいります。
ソフトバンクなど、米国の植物工場ベンチャーへ2億ドルを投資
様々なメディアにて紹介されておりますが、ソフトバンクグループは、垂直式の完全人工光型植物工場システムを開発する米国のPlenty社に対して「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が主導する「シリーズB」により2億ドルの投資を行った、という。
単純に計算して約200億円。日本の植物工場ベンチャーへの投資額とは規模が違いすぎます。これだけの大きな資金を獲得して、Plenty社はどういったことに資金を利用するのでしょうか。今後の動向が楽しみです。
ソフトバンクなど、米国の垂直式・植物工場ベンチャーへ2億ドルを投資
ソフトバンクグループは2017年7月19日、垂直式の完全人工光型植物工場システムを開発する米国のPlenty社に対して「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が主導する「シリーズB」により2億ドルの投資を行った。
今回の資金調達では、Googleの元CEO・現在はアルファベット社会長のエリック・シュミット氏、ルイス・ベーコン氏が率いる米ヘッジ ファンド運営会社ムーア・キャピタル・マネジメント、アマゾンのCEOであるジェフ・ベゾス氏による投資ファンドBezos Expeditions、アグリテック分野の専門ベンチャーキャピタルであるFinistere Venturesなども投資を行っている。
その他、今回の資金調達以前から支援しているDCMベンチャーズも入っている。

同社が開発した植物工場の特徴は、約6mの垂直式のLED栽培であること。
他の植物工場と同様に、IoTにて全て管理されており、LED光源の波長・照射時間、エアコンの稼働時間、温度・湿度・液肥などを自動でコントールすることができる。
また他社が平面多段式を採用する一方で、同社の垂直式栽培では空調管理が行いやすいメリットがある。
蛍光灯より少ないが、LEDの基盤部分などから多少の発熱があり、平面多段式では熱がこもりやすく特別な空調システムが必要となる場合もあるが、垂直式の場合は、一般的な空調システムにて効率よく冷却することができる。
アメリカの植物工場、大きめサイズのリーフレタスを4ドルで販売
米国での植物工場ビジネスが盛り上がっています。様々な方式が普及しつつある中で、今回は垂直式・噴霧栽培を行う植物工場ベンチャーの紹介。記事によると、約140gのリーフレタスを地元スーパーにて4ドルで販売しており、この商品価格で、まずまずの売れ行きのようだ(地産地消のライバル商品が少ないため)。
生産したリーフレタスの1株・生産コストは66円。この価格帯で販売できるのであれば、3年にて初期投資を回収できる、という。
