植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オランダ主流の植物工場システムを国内への切り替え狙う

日本国内における太陽光利用型植物工場について、ハウス関連資材は国内のものを採用するケースも増えたが、複合的環境制御システムについてはプリバ社(Priva)をはじめ、オランダ企業の製品を採用するケースが多い。

キッコーマンによる植物工場によるトマト栽培

太陽光利用型植物工場による生食用トマトの生産・販売のパイオニアはカゴメだが、キッコーマンもデルモンテブランドの生食用トマト栽培を行うため、太陽光利用型植物工場を千葉県君津市内に建設、今年の3月に稼働開始する。

農業特区の養父市にて植物工場が稼働

農業特区による規制緩和が進められている兵庫県・養父市では、露地から植物工場まで様々な栽培方式にて民間企業が参入を果たしている。植物工場でも既に、オリックス不動産が体育館をリノベーションした完全人工光型植物工場をオープンさせている。

植物工場によるイチゴ栽培(いちごカンパニー社)

廃校を利用した小規模な植物工場にてイチゴの人工光栽培を行っているいちごカンパニー社について、過去にも紹介したが、改めて整理しておく。高糖度であるとはいえ、1粒500円の価格では贈呈用や一部のお客さんしか購入しないのではないだろうか。

植物工場によるアイスプラントの生産と健康食品の開発

日本アドバンストアグリでは、親会社のツジコー社が販売するCCFL(冷陰極蛍光管、Cold Cathode Fluorescent Lamp)を利用した完全人工光型植物工場にてアイスプラントをツブリナ・ブランドとして生産、販売している

モスバーガーによる植物工場型トマト栽培の調達割合引き上げ

モスバーガーを展開するモスフードサービスも、生産者と共同出資する農業生産法人にて太陽利用型植物工場によるトマトの生産を行っている。

日本版の植物工場向け環境制御システムの開発

大規模な太陽利用型植物工場における複合環境制御システムではオランダ企業が世界シェアを握っており、日本においても大きな投資額が必要な大規模施設ではオランダのPriva(プリバ)社などの製品が導入されていることが多い。

植物工場による薬用植物の栽培。最大の課題は生産コスト。甘草の露地栽培でもコスト高

植物工場(太陽光・人工光型)による薬用植物の栽培研究が行われているが、課題は生産コストである。例えば漢方薬の7割以上に使用される甘草も人工光型植物工場にて、一定の薬効成分を含有したものが試験的には生産されているが、中国からの輸入甘草と比較す…

植物工場による機能性野菜@ドール・カゴメなど

来年度から一般食品に関する機能性表示制度がスタートする。細かい内容は協議中となっているが、既に市場には様々な機能性野菜が販売されている。最初に販売をスタートしたのが、太陽光利用型植物工場にて高リコピントマトを生産・販売したカゴメである。

廃校を利用した植物工場プラン

地方における人口減少により小中学校の統廃合が進んでおり、こうした廃校を利用した植物工場の建設事例が増えている。人工光栽培によるイチゴの植物工場(いちごカンパニー社)だけでなく、北海道でも新たに建設が進んでいる。

大阪府立大学の植物工場野菜

大阪府立大学ではキャンパス内にロボット・自動化装置を導入した完全人工光型植物工場を稼働させているが、「学園菜(がくえんさい)」としてフリルレタスとバタビアレタスの2種類をネットでも購入できる。

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