今まで無かったケースですが、太陽光利用型、人工光型について両方の植物工場を運営する千葉大学では、ロシアの大学に在籍する学生と、プレ修士(学部2~4年生)、修士課程、博士課程を通じて、サンドイッチプログラムを行う、という。
千葉大学・ロシアの大学間、植物工場分野での連携プログラムを実施
植物工場の技術ノウハウを持つ、千葉大学が提案した「極東ロシアの未来農業に貢献できる領域横断型人材育成プログラム」が、文科省の「大学の世界展開力強化事業~ロシア、インド等との大学間交流形成支援~」に採択された。
本プログラムでは、最大規模の植物工場を有する千葉大学環境健康フィールド科学センターを中心に、未来農業ビジネスの一つで先進型園芸施設である、人工光型植物工場、太陽光利用型植物工場の計画、生産から販売までのマネジメントに関わるプロフェッショナルな人材を日本とロシアが共同して育成していく。
農学だけでなく、工学、理学、経営学、栄養学、環境学など多様なバックグラウンドを持つ人材が、本プログラムに参加することで、未来農業ビジネスの展開に必要な技術と知識を身につけ、新たな企画を提案できる能力を持つ人材を育成することを目的としている、という。