日本とロシアとの経済協力の一環として、太陽光利用型を中心とした植物工場や農業技術の推進があがっており、植物工場関連企業の株価が大きく変動しているようです。
昭光通商は昭和電工<4004.T>グループの商社で、植物工場用LED(発光ダイオード)照明を手掛ける子会社を擁する。昭電工は丸紅<8002.T>などと組んでLED(発光ダイオード)照明を活用した完全人工光型植物工場の海外展開を推進、日照時間の少ないロシアもターゲットに定めている。
植物工場に関しては、JFEホールディングス<5411.T>傘下のJFEエンジニアリングが14年8月から農産物栽培システム「スマートアグリ」の運用を国内で開始した。今年3月にはロシアの農業企業が北海道・苫小牧市の現地工場に視察に訪れるなど、今後の海外展開が注目される。
その他にも、仮設材開発技術を応用した多段式水耕栽培棚を提案するSRGタカミヤ、内田洋行も植物工場向けクラウドソリューションを開発し、今度の第6回 農業ワールドに出展する、という。