全国の自治体にて、来年度の予算として植物工場に関する補助金予算を計上することが増えているような印象を受けます。群馬県・みどり市でも、廃校を活用した植物工場や陸上養殖への企業誘致について、約7000万円の予算を計上している。
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みどり市は、総額百九十五億三千万円の二〇一七年度一般会計当初予算案を発表した。前年度当初比1・7%増で過去最大。新規事業として市立小中学校の学校給食費無料化に約二億二千七百万円を計上した。
給食費全面無料化は県内では上野村や南牧村などで実施されているが、十二市では初めて。子育て世代の転入や定住を促すのが主な目的という。対象となるのは十三校の約四千五百人で、食物アレルギーで弁当を持参している子どもには補助金を出すことも検討している。
このほか、林業振興のためカラマツやスギなどの苗木の生産施設を誘致する事業に約四千七百万円を計上。植物工場や魚の養殖場の誘致が計画されている旧神梅小の利活用事業に約七千万円を盛った。