植物工場・農業ビジネスオンラインによると、ベトナムの不動産開発ビン・グループ、有機露地栽培・植物工場など高品質野菜の生産へを行う、という。以下、日経の関連記事を発見したので引用しておく。
ビングループ(ベトナムの不動産開発大手) 有機農産物を生産・販売する子会社ビン・エコを設立した。イスラエルやオランダ、日本などから先端農業技術を導入し、高品質の農産物を低価格で提供することをめざす。
ビングループのおよそ30%の株式を保有するファム・ニャット・ブオン会長は、高い品質を求める消費者に対して、安全で手の届く価格の農産物を提供し、ベトナムの農業を活性化したいと意欲を示した。
同氏は、北部のクアンニン省で野菜栽培を行う大型プロジェクトを開始する計画だ。プロジェクトの詳細は明らかにしていないが、現地メディアはビングループが大規模農地開発の承認を待っている段階だと伝えている。
ベトナムの有力大手グループ、ホアン・アン・ギア・ライは、2008年に農業事業に参入した。これまでに18兆ドン(約1000億円)を農業事業に投資 し、現在では売上高の40%を農業関連事業が占める。同グループは4万4500ヘクタールのゴム園、8000ヘクタールのサトウキビ畑、1万7300ヘク タールのオイル用パーム園、5000ヘクタールのトウモロコシ畑を所有しており、ゴムとサトウキビの売上高は、14年に前年比18%増え、12億ドンに達 した。
鉄鋼や不動産大手のホアファットグループは、年間30万トンの生産能力を持つ家畜用飼料工場を北部フンイエン省に建設する。同工場は6月に初出荷する予定。同グループは、今後3年で約1億4100万ドルの売上高を見込んでいる。(2015/3/27、日経記事より、ハノイ支局)