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植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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分析技術を活用した植物工場による機能性野菜や高付加価値野菜

 メッキ加工などの本業とする福井県の清川メッキ工業は、自社の分析技術を活用した植物工場による運営と、ハーブ野菜の生産・販売を本格化させた。以下、関連記事を掲載。

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電子部品などめっき加工の清川メッキ工業(本社福井市和田中1丁目、清川肇社長)は、自社の成分分析 技術と品質管理ノウハウを駆使してハーブを生産する植物工場を本社敷地内に設け、本格稼働させた。一日当たり600株の生産能力があり、大手の青果関連会 社や洋菓子メーカー、外食チェーンに販売。今後は自社の専用サイトなどを通じて、乾燥品やバジル入りアイスなど一般消費者向けの販売にも力を入れていく。

 同社は新ビジネス開拓と安定雇用、食を通じた社会貢献を目指して約6年前から植物工場の準備を進めてきた。2014年3月には自社の空き工場を活用した植物工場が完成。ハーブに品目を絞り込み、工場内の約300平方メートルに蛍光灯による栽培ラインを設けた。

 現在栽培しているのはトマトや肉料理に合うスイートバジル、魚料理に合うディル、香りがパセリに似たチャービルの3種類。これまでに「ピュア リバー ベジ」のブランド名で県内のホテル、洋菓子店、仲卸業者に販売し「味や色が良く好評」(清川忠幸常務)という。

  ナノレベルのめっき加工で用いる成分分析技術を活用した。ハーブ栽培に使う溶液のカルシウムや鉄分などの値を自社の分析装置で測定し、肥料の成分を安定的 にコントロールできる。また品質管理のノウハウを生かし、多角的な安全検査を徹底している。生産は定年を迎えた嘱託社員、パート従業員ら6人体制で行って いる。

 同社は12年1月から試作ラインでレタスなどの葉物野菜の栽培に着手し、同年9月からはミニトマトやイチゴなどを手掛けた。トー タルで24品目の栽培を試行した上で、ハーブ3種類に絞り込んだ。清川常務は「取引先の信頼を得ながら、地道に事業を進めていきたい」と話している。今後 は取引先の要望を踏まえながら増産も視野に入れていくという。(2015.4.21.福井新聞より)

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