三協フロンテア<9639>の株価は頑強な動きが継続、目先的には3月16日の年初来高値1031円奪回が期待できる。
業界トップクラスを誇る仮設ハウスのレンタル、販売は首都圏での再開発に絡み引き合いが活発化。製造や物流部門の原価低減、経費削減効果で、今16年3 月期連結営業利益は45億円(前期比16.4%増)と2ケタ増益を見込む。
2020年開催の東京五輪へ向けてインフラ整備の動きが活発化していることか ら、これに絡んで仮設ハウス関連受注は今後も拡大基調が続こう。加えて、ユニットハウスを活用した植物工場や、展示販売場、トランクルームなどの伸びも期待され、好実態からPBR1倍割れの時価は割安感がある。出所:株経通信(株式会社みんかぶ)