東南アジア諸国における野菜加工事業など
日系スーパーの東南アジア諸国への進出が進んでいる。例えばイオンはマレーシアの他、最近はベトナムにも大型ショッピングモールに近い規模の施設をオープンさせ、現地の人々にも好評のようだ。
こうした大型チェーン店のスーパーが拡大する上で、必要となるのが高品質な農作物や、既に調理された中食商品となる。以下ではインドネシア進出のニュースがあったので掲載しておく。
兼松はインドネシアで現地大手チモリーグループとの合弁食品加工工場を今夏 にも本格稼働する。総菜など約100品目を生産し、年内をメドに人員を現在の3割増の80人程度に増やす。
同国では日系スーパーや飲食チェーンの進出が相 次いでいる。日本式の安全加工やイスラム教の戒律に沿った「ハラル」に対応し将来的には東南アジアの他地域にも進出する。
合弁工場はジャワ島西部のバンテン州に位置し、兼松が60%、チモリーグループが40%を出資している。