以下のように穀物などを保管する巨大なタワー型のサイロを植物工場に改修するプランが浮上している。基本的に大学側の合意を得ており、実証試験後に本格的に導入を行っていく、という。
米国にて植物工場ブームが加速している。ミズーリ州立大学では大学が保有する穀物用を貯蓄する巨大なサイロを植物工場として再利用し、水耕栽培によるリーフレタス・葉野菜類の生産やキノコ栽培に挑戦する、という。
2月17日に大学理事会にて決定し、運営は植物工場ベンチャーのバーティカル・イノベーションズ社が行い、大学側がサイロをリースする形を採用する。
まずは、サイロの構造物や室内環境を植物工場に再利用して、うまく栽培できるのかを実証しながら今後の拡大計画を考えていく。
大学だけでなく、その周辺エリアでは空き施設・工場が多く存在しており、その活用方法が議論されてきたが、植物工場にかける期待は大きい(写真:大学が保有するサイロの様子。この高さのある建物内に植物工場を導入していく)。