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植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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日本版の植物工場向け環境制御システムの開発

 大規模な太陽利用型植物工場における複合環境制御システムではオランダ企業が世界シェアを握っており、日本においても大きな投資額が必要な大規模施設ではオランダのPriva(プリバ)社などの製品が導入されていることが多い。以下、中日新聞によると、デンソーが日本版の植物工場向け環境制御システムの開発、販売するという。

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デンソー(愛知県刈谷市)は自動車エアコンの制御技術を生かして、農業支援事業に参入する。第一弾として、農 業ハウスの空調を管理してトマトの収穫量を倍増させる環境制御システム「プロファーム」を四月ごろに発売する。二〇一八年度には農業用ハウスにも参入し、 農業支援事業で年商三十億円を目指す。

 

 システムは、ハウスの窓や遮光カーテン、霧噴射装置を自動制御。日中はトマトに最適な温度二五度を保って光合成を促し、夕方には室温を下げて葉の 呼吸を減らして養分を蓄える。十アール(千平方メートル)当たりの収穫量は通常の二倍の四十トン以上を見込む。同社は一二年から愛知県豊橋市の「トヨハシ 種苗」と共同で開発に着手。愛知県、熊本県、千葉県などの四十農家に試験導入して収穫増の効果を確認した。装置は三百五十万~四百万円で発売する。

 

 同様のシステムは国土が狭いオランダのメーカーが先行しているが、デンソーはほぼ半額の価格に設定し、機械の操作やアフターサービスの対応は日本語という点も強みだ。一六年春にはキュウリの生育用プログラムも導入しようと研究を進めている。

 一八年度には、トヨハシ種苗との共同開発で農業用ハウス事業への参入を目指す。ハウスの設計段階から携わって空気の流れを最適にすれば、空調効果はより高まるという。

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