植物工場日記 Plantfactory’s Diary

植物工場・施設園芸・農業ビジネスなど、国内外の様々なニュースを紹介しております

フルLED光源型の大規模植物工場が稼働(玉川大学サイテックファーム)

 西松建設グループと玉川大学が連携し、H24年10月より日産600株規模の完全人工光型植物工場を稼働させ実証実験を行い、テスト販売も兼ねて、平成25年2月から小田急線沿線のスーパー「Odakyu OX」を中心に販売を行ってきた。

この2年間の実証実験を通じて蓄積したノウハウをもとに、日産3200株の植物工場を今回、稼働させる、という。(写真は大学のプレスリリースより)

f:id:plantfactory:20141207134327j:plain

 植物工場の光源は、植物栽培に 特化した高出力高耐久性の「ダイレクト冷却式ハイパワーLED」を採用。本システムは苗の成長ステージごとに赤・青・緑の光条件を調節することができ、野菜栽培にとって最適な光環境を設定することが可能。また、光環境と培養液の調節を組み合わせることにより、野菜の品質を向上させ、これまでにない 特徴ある野菜の生産が可能となっている。

 

玉川大学サイテックファーム」(完全人工光型植物工場)
・システム・規模:「LED農園(R)」植物栽培システム・3200株/日
・住所:東京都町田市玉川学園6-1-1 玉川学園内サイテックファーム
・建物構造・仕様:鉄骨造・クリーンルーム栽培室、作業室)
・延床面積:約900平方メートル(見学スペース、事務所等含む)
・その他:JGAP※1認証取得農場(平成25年3月 東京都で初取得)

© Copyright 植物工場日記 Plantfactory’s Diary All rights reserved.