植物工場日記 Plantfactory’s Diary

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人工光型植物工場で生産する大粒・高糖度イチゴ

 完全人工光型植物工場にてイチゴの生産をスタートする企業が増えているが、現在は数社が生産したイチゴを市販している。中でもLED光源にてイチゴの生産を行ういちごカンパニーについて、新たなプレスリリース(植物工場・農業ビジネスオンライン)を掲載する。

完全人工光型植物工場にてイチゴの栽培を行う、いちごカンパニー株式会社は、LEDを使った植物工場で世界最大となる58gのイチゴを収穫した。同社では昨年よりイチゴの大きさをコントロールする栽培技術の確立を進めており、実用化に成功した、という。
同技術により、夏秋期の栽培を可能にしただけでなく、高糖度でジューシーな大粒イチゴの安定生産が可能となる。

人工光型植物工場で世界最大の高糖度イチゴを生産

 同社では自動制御システムを通して、温湿度・CO2濃度等を管理し、自然界では不安定な天候を安定化させることによって、最高レベルの栽培結果を実現しており、最高糖度は20度を超えるものもある。
LEDを始めとする栽培に必要な器具は全て日本製で構成されており、従来のハウスでの高設栽培の半分以下の溶液で、それ以上の品質を確立することに成功している。

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