植物工場日記 Plantfactory’s Diary

植物工場・施設園芸・農業ビジネスなど、国内外の様々なニュースを紹介しております

2016-01-01から1年間の記事一覧

台風の影響にて野菜が高騰。植物工場野菜の出番か?!

今年の夏~秋は大型台風の接近や通常とは異なる進路をすすみ、野菜の産地にも大きな被害をもたらした。こうした野菜価格の高騰が発生するたびに、安定生産・価格が可能な植物工場野菜に注目が集まり、取引が伸びるのだが、一過性に終わり継続取引に至らない…

コンビニ向けサンドイッチ、機能性野菜や付加価値商品の提案。植物工場レタスの採用も

コンビニ向けサンドイッチ商品についても、フレッシュなしゃきしゃきレタスを前面に打ち出した商品や、最近では「植物工場レタス」を使用と明記した商品も販売されている(例えばファミリーマートにて)。

日本とロシアとの経済協力の一環として植物工場が注目。関連企業の株価にも大きく影響

日本とロシアとの経済協力の一環として、太陽光利用型を中心とした植物工場や農業技術の推進があがっており、植物工場関連企業の株価が大きく変動しているようです。

台湾の植物工場や生鮮野菜・果物に関する展示会「国際果実・野菜見本市」

2016年11月10日~11月12日までの3日間「台湾 国際果実・野菜見本市2016」の展示会が高雄展示ホールにて開催される。台湾は完全人工光型植物工場の施設数でも世界2~3位となっており台北エリアに集中している。

太陽光利用型植物工場トマトの生産企業とベビーリーフ生産大手が提携

松坂市にて太陽光利用型植物工場によるトマトの生産を行っている食用油メーカー「辻製油」と、熊本を拠点に主にハウス土耕によるベビーリーフを生産する大手企業の「果実堂」が提携した、という。

鹿児島銀行が地元卸売業者と農業法人を設立。将来的には植物工場にも

鹿児島銀行は29日、地元の卸売業者などと共同で農業法人を設立すると正式に発表した。九州南部の温暖な気候を生かし、全国に先駆けて出荷する狙いを込めて「春一番」と命名した。同行が農業金融にいち早く着手してから約20年。農業従事者の減少や高齢化、耕…

植物工場が稼働する多賀城にて、コープが野菜カット加工施設をオープン

多賀城では完全人工光型植物工場(MIRAI社による)による野菜の生産・販売が行われているが、この度、コープが野菜のカット加工施設をオープンした、という。

航空機やF1自動車の部品加工ノウハウを生かして植物工場へ参入。ベビーリーフやエディブルフラワーを生産

金属精密部品の加工を手掛ける各務原市蘇原寺島町の「大堀研磨工業所」が先月から、完全人工光型植物工場による野菜の生産に乗り出した。航空機やF1自動車の部品加工で培った緻密な品質管理を“畑違い”の栽培に生かし、地元を中心に販路拡大を目指している。

JR東日本グループによる植物工場トマトをカフェ・レストランなどで利用開始

JR東日本グループではJRとまとランドいわきファームを設立し、以前から太陽光利用型植物工場にてトマトを生産していたが、今回はグループ内のカフェ・レストランや連携するスーパーにて利用・販売を大規模にスタートする。

廃校利用型・植物工場をプラントメーカーのアルミスに売却

低コスト型の植物工場・プラントメーカーのアルミスが、以前から廃校を借り受けて、植物工場を運営していたが、同社に売却する、という。

植物工場によるスプラウト生産大手「村上農園」求人情報

主に太陽光利用型植物工場や太陽光の施設栽培にて、自動化を進めながら幼芽・スプラウトの生産・販売を行う大手企業の一つである村上農園の求人情報。同社では機能性野菜のブロッコリースーパースプラウトは、完全人工光型植物工場にて生産しています。以下…

NFLフットボールでは初。スタジアムの屋上にて野菜を生産

米国は地産地消ブームにて、都市型農業も盛んに行われている。その中で地域住民とも密接に関わり、食も重要なキーワードがスポーツであり、米国ではNFLフットボールや野球のメジャーリーグである。

NKアグリによる露地野菜で初の栄養機能食品・機能性野菜のリコピン人参「こいくれない」

機能性野菜には明確な規定はなく、比較するものと栄養価などの差があれば機能性野菜として明記していることもあるが、認証制度としては消費者庁が実施する「機能性食品表示」制度がある。

グリーンシティ―・シカゴ市。1億円以上の補助金を政府から受け、都市型農業を加速

グリーンシティ―・シカゴの実現のため、都市型農業を加速させ、シカゴ市も規制緩和や政策支援を行っており、今回は米国農務省USDAから約1億円以上の補助金を受ける、という。

ロシアにおける植物工場事情。日本企業の進出も

先日、経産省とロシア連邦経済発展省が、中小企業協力に関する日露会合を開催したようです。その際、参加した日本企業はロシア市場を視察するために、日本の技術にて建設された完全人工光型植物工場(どうやら日本のMirai社の技術)、日系企業が主体となって…

シンガポールの葉野菜の生産量11トン以上、自給率13%を占める

国土が狭く、食糧自給率の低いシンガポール。水もマレーシアなどから大部分を輸入・調達していたが、最近では海水・淡水化処理施設を整備し、水輸入の依存度を下げています。同様に食料自給率の向上をはかるため、政府機関が補助金を出して、植物工場などの…

米国の高校にて太陽光パネルを導入した温室ハウスを建設

米国では学校にも太陽光利用型や人工光型の植物工場を導入する事例が日本より多いようだ。施設規模は小さいが、少額であれば寄付金が集まり、食育や環境学を学生向けに支援するNPO団体も多数、存在するからである。

東京メトロによる植物工場施設がJGAP認証を取得

完全人工光型植物工場は養液栽培を基本とするため、有機認証の取得は現実的に難しい(=不可能の近い)が、JGAP認証の取得は可能である。過去にも複数の取得事例があり、今回もその一つとなる。

植物工場によるトマト生産のカゴメが100億円市場のベビーリーフ商品の本格販売へ

カゴメでは太陽光利用型植物工場にて、生鮮野菜であるトマト商品の生産・販売を行っているが、近年ではベビーリーフ商 品の販売も行っている。

植物工場プラントメーカーの日本ディスプレイセンターがウェブサイトをリニューアル

植物工場設備26ヶ所の実績をもつ株式会社日本ディスプレイセンター(JDC)ではウェブサイトをリニューアルするとともに、同社が独自開発する栽培資材などの販売も開始する。同社は1974年に設立し、商業施設や展示施設の企画・設計・製作・施工などを手がけ…

巨大サイロを利用した世界一の高さとなる植物工場が米国にて建設予定

以下のように穀物などを保管する巨大なタワー型のサイロを植物工場に改修するプランが浮上している。基本的に大学側の合意を得ており、実証試験後に本格的に導入を行っていく、という。

大型自動車運搬船にも植物工場が導入

長期滞在する船・宇宙ステーションなど閉鎖空間内での植物工場の開発が盛んに行われているようです。今後はマグロ漁船や大型旅客船のような船にも植物工場が導入されるのではないでしょうか?

イチゴ植物工場・アクアポニクスなど最先端の実証施設をオープン

(株)インターナショナリー・ローカルでは、小規模施設による黒字化ノウハウを活用して、イオンに究極の”店産店消”モデルの植物工場を導入するなど、設備販売・導入事例を増やしつつある。しかし、同社が目指す植物工場ビジネスは始まったばかりである。

藻類スーパーフードを閉鎖型・植物工場とアクアポニクスの融合設備にて生産

カナダ・リッチモンドの藻類ベンチャーであるアルジブルーム・インターナショナル社は、1年前にスピルリナという藻類の閉鎖型・植物工場による生産・販売を本格化させた。スピルリナも話題になっている「スーパーフード」の一つといわれており、ミネラル・…

B級C級や廃棄野菜を活用したモッタイナイファームに新メニュードリンクを販売

エードットはこのほど、DIGプライミングと共同で展開しているカフェ&バール「~Mottainai Farm~Radice(ラディーチェ)」(東京都渋谷区)にて、効能別の野菜ドリンク「カーポジュース」と新メニューを発売した。

宇宙空間の植物工場・食用花の栽培に成功。将来は火星探査へ植物工場を導入

国際宇宙ステーション(ISS)内に設置された完全人工光型植物工場にて栽培された食用花「百日草」が初めて開花した。ISSでは約2年間、植物工場を利用して微小重力での環境にて食用花の栽培実験に挑戦してきた。

大成建設、東京農大のゲノム解析による機能性野菜用の植物工場を建設を目指す

大成建設は東京農業大学と組んで、植物工場事業へ参入する企業への支援を行う。東京農大はゲノム(全遺伝情報)解析で機能性の高い野菜の開発を担当し、大成建設は生産設備の建設を行う。

ベルグ福島、植物工場による苗生産・出荷へ

野菜苗の生産、販売で国内トップシェアを持つベルグアース(愛媛県宇和島市、山口一彦社長)の子会社、ベルグ福島(川俣町)は22日、東日本の生産 拠点として同町羽田の工業団地に整備した植物工場の落成式を行い

植物工場にて小規模でも黒字化は可能?ニッチ戦略や地産地消にて実現可能性あり

完全人工光型植物工場では黒字化の割合が1割とか、2~3割とかいわれており、非常に厳しいビジネスである中で、競合が多い一般的なリーフレタス商品を避け、ミニ野菜などの高付加価値化・ブランド化に成功した企業は、非常に小さな施設面積でも黒字化を数年で…

太陽光利用型植物工場にてパプリカ生産のベジドリーム。2014年度の出荷量は830トン

豊田通商が出資する農業生産法人のベジ・ドリーム栗原は太陽光利用型植物工場にてパプリカの生産を行っている。 ハウスの高さは7.5m、宮城県内に3カ所の施設があり、合計の栽培面積は6.7ha。

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